“閑散”成田空港T1の「救世主」なるか? LCCピーチ T3から出戻り移転 利便性も向上

ピーチT1出戻りでどんな効果が期待できる?

 国内線チェックインカウンターは「南ウイング1階」、国際線チェックインカウンターは、「北ウイング4階」を使用します。

 なお、成田空港の第1ターミナルの国内線チェックインカウンターは、4月20日から新型コロナウイルスに端を発する航空需要減退の影響をうけ一時的に閉鎖。ピーチの再移転で、約半年ぶりの本稼働となります。また、国際線が多く乗り入れているものの、コロナ禍で依然、減便や運休が続いている第1ターミナルの活性化も期待できるでしょう。

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ピーチの国際線チェックインカウンターとなる「北ウイング4階」で。中央が森健明CEO(2020年10月25日、乗りものニュース編集部撮影)。

「ピーチは成田からの国内線、国際線の両方でこれから便数を増やす予定ですが、第3ターミナルでは、拡張をもってしても対応が難しい可能性があったことが、今回の移転の決め手となりました。これからは成田発の新路線の開設なども検討中です。本日から始まる2020年の冬ダイヤは、生き残りをかけた重要な時期と考えています。地域と地域を架け橋で結び、しっかり乗り切りたいと考えています」(ピーチ 森 健明CEO)

 なお、就航初日となる10月25日は、成田発奄美大島行きのMM541便でイベントも実施され、森CEOや同社のCA(客室乗務員)などが出発便の見送りを行っています。

【了】

【閑散…】緊急事態宣言解除直後の成田空港T1

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