西武特急の「運転士腰掛」50万円で発売 新型ラビューの試作品だけど「本物と同等」
フック付きでコートが掛けられます!
西武鉄道は2020年11月2日(月)、特急用の001系電車「ラビュー(Laview)」を開発する際に作られた運転士腰掛の試作品2脚を販売すると発表しました。
今回販売される腰掛は、乗務員らから使用の感想を聞くために作られました。試作品ですが、素材、色合いや仕様は本物と同等といいます。座席が回転するほか、背もたれの背面にはコートを掛けるためのフックが二つ付いています。販売時は、実際に使えるよう特製の台座が装着されます。
重さは約80kg(台座含む)、販売数は2脚、販売価格は1脚50万円(税抜、送料込)です。修理や調整などのアフターメンテナンスはありません。購入は専用ウェブページで8日(日)から10日(火)まで受付されます。応募多数の場合は抽選です。
なお、腰掛は8日(日)に横瀬車両基地(埼玉県横瀬町)で開催される「Laviewブルーリボン賞受賞記念 車両基地まつりin横瀬」の鉄道部品販売ブースで展示されます。
001系電車「ラビュー」は2019年3月に運転を開始。2020年6月には、初代特急5000系「レッドアロー」以来、西武鉄道としては50年ぶりに、最優秀と認めた鉄道車両に贈られるブルーリボン賞を鉄道友の会から受賞しています。
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どの部分にコートを掛けることができるのか写真ではよくわかりませんでした。私には買えませんが輸送費込みなのでしょうかね。置いたが最後自力では動かせませんね。拙宅ではそんなマッサージチェアとキーボードが部屋を占拠しています。