ロシアの最新鋭輸送機Il-112V ヴォロネジで公開 標準カラーリングでの披露は初
ひと昔前と違い、ロシア製航空機もあか抜けてきた感があります。
ロシアのロステック社は2020年10月19日(月)、開発中の双発ターボプロップ輸送機Il-112Vの標準塗装モデルを、同国南西部に位置する都市ヴォロネジで初披露しました。公開はロシア産業貿易省のデニス・マントゥロフ大臣の視察に合わせて行われたもので、このカラーリングを見せるのは、実機では初とのことです。
Il-112Vは、ロシア国営のユナイテッドエアクラフトコーポレーション傘下のイリューシン設計局が開発する双発ターボプロップ小型輸送機で、2019年3月30日に初飛行しています。最大積載量は5t、航続距離は積載量3.5tで約2400kmあり、2022年の運用開始を目指して現在、試験が進められています。
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