道民以外は知る人ぞ知る!? 札幌に一番近い「丘珠空港」を探訪 実は館内も結構ユニーク

出発フロアにいた「超ユニーク」アイテムとは

 そして2階部分の出発フロアにも、丘珠空港ならではのコーナーが設けられています。

 出発フロア横の売店横のスペースに並ぶのは、精巧な飛行機の模型です。サーブ340B型機やATR42-600型機だけでなく、かつて同空港に就航していた国産旅客機YS-11型機や、総2階建てのA380型機や「ジャンボジェット」ボーイング747型機など、丘珠空港ではまず見られない大型の飛行機も並んでいます。

 横に張られた北海道新聞の記事によると、これらの模型を作った人はHACの現役の機長だそうです。

Large 201113 okdm 01

拡大画像

丘珠空港の入り口(2020年9月、乗りものニュース編集部撮影)。

 そしてその横には、空港の歴史を写真や年表などで振り返るコーナーも。おもにその文面から子どもたちに向けたものとはなりますが、旧型のサーブ340B型機の座席が置かれていて自由に座ることもでき、飛行機に乗らずとも「丘珠からレア機に乗って……」といった気分を味わうことも可能です。

 なお、新千歳空港は札幌駅から直線距離で40kmほどなのに対し、丘珠空港は5kmほど。公共交通機関では、札幌駅からは市営地下鉄東豊線で栄町駅まで行きバスに乗り換えるか、札幌駅から直行のバスに乗る、といった方法でアクセスできます。

【了】

【写真でサッと見る】丘珠空港 ユニークな館内はどんな感じ?

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。