噴火の溶岩流で集落ごと呑み込まれた道路 37年ぶり復旧 東京・三宅島

現地に行くと、「ここで溶岩が止まったのか」と分かるところもあります。

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開通した都道三宅循環線の一部(阿古溶岩原線)。かつて溶岩に呑み込まれた地域を貫く(三宅島観光協会の動画より)。

 災害で埋もれた道路が、37年ぶりの復旧です。

 伊豆諸島の三宅島(東京都三宅町)で2020年12月4日(金)、都道三宅循環線の一部(阿古溶岩原線)が開通しました。島の西側、阿古地区のごく短い区間ですが、この道路は1983(昭和58)年の噴火で発生した溶岩流で埋もれてしまったところ、住民の要望により再整備されました。

 三宅島観光協会によると、行き止まりになっていた新規開通区間の始点付近から、大きな道路へ抜ける細い道があったものの、それが一方通行路のため不便だったのだそう。新たな道路により生活の利便性が向上するということです。

 37年前の三宅島噴火では、島の真ん中の雄山から溶岩流が3方向に流れ出し、そのうち西へ流れたものは阿古地区の400棟以上の住宅を飲み込み、海岸近くで止まりました。いまも阿古地区の一部は、広い範囲がごつごつした黒い溶岩で覆われており、噴火の爪痕を見ることができます。

【了】

【地図】新規開通区間の位置

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