キハ40が消える区間も JR北海道 新型の電気式気動車「H100形」30両を投入 2021年春

キハ40系が、また姿を消していきそうです。

 JR北海道が2020年12月9日(水)、来春のダイヤ見直しについて発表。H100形電気式気動車30両を新たに室蘭本線、宗谷本線、石北本線の快速・普通列車に投入することを明らかにしました。

 室蘭本線は、苫小牧~室蘭間の66本中43本がH100形になり、所要時間は最大11分(平均4分)速達化。東室蘭~長万部間は20本すべてがH100形になり、所要時間は最大11分(平均8分)速達化されます。

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JR北海道のH100形電気式気動車(画像:JR北海道)。

 宗谷本線の旭川~名寄間は、37本中34本をH100形で運転。駅の廃止やダイヤ調整とあわせて、所要時間は最大31分(平均13分)速達化されます。

 石北本線の旭川~上川間は、23本中2本をH100形で運転。駅の廃止とあわせて、所要時間は最大7分(平均5分)速達化されます。

 キハ40形などで運転している気動車列車の一部を、2020年3月に運行が開始された新型車両H100形へ置換えるもので、JR北海道は「所要時間を短縮するほか、車両の冷房化や低床化、車いすスペースや車いす対応洋式トイレにより、快適にご利用いただける」としています。

【了】

【写真】どんどん姿を消していく…窓が小さいJR北海道のキハ40系気動車

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コメント

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1件のコメント

  1. 「車両の冷房化や(途中略)快適にご利用いただける」って国鉄時代に北海道向け車両を設計した人ひっくり返る話ですよね……。「北海道には冷房基本的に必要ないよね」で設計してるんだから……。確かに温暖化が進んでるんでしょうね。