阿佐海岸鉄道 2020年度内のDMV運行開始を断念 東京オリ・パラめどへ変更

「線路も道路も走れる車両」デビューはもう少し先になります。

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阿佐海岸鉄道に導入予定のDMV車両(画像:阿佐海岸鉄道)。

 阿佐海岸鉄道は2021年1月7日(木)、阿佐東線の阿波海南~海部間へのDMV(デュアル・モード・ビークル)導入について、当初2020年度内としていた運行開始予定を、東京オリンピック・パラリンピックまでに変更することを発表しました。

 世界初の本格営業運行となるDMVは、阿波海南駅から終点の甲浦まで線路上を走り、その後一般道路を走行し室戸岬方面へ向かうルートを予定しています。

 運行開始が延期になった理由としては、新型コロナウイルスの影響や、世界初の営業運行ということもあり、関係機関との協議に不測の時間がかかっていることに加え、昨年12月18日の技術評価検討会で国交省が示した性能試験項目による安全対策を実施するために、スケジュールを見直す必要があったためです。

【了】

【写真】工事進む「高架駅から地上へのループ線」

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コメント

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2件のコメント

  1. 場合によってはこのままずっとバスとして使うことも可能なので便利ですね。

  2. >、当初2020年度内としていた運行開始予定を、東京オリンピック・パラリンピックまでに変更
    止めろ!そんな「泳げる頃には(※)」と言って散々っぱら発売を延期した挙げ句、結局日本での公式発売はなかったApple Newton日本語版みたいな扱いにするのは(棒読)
    (※)当時アップルコンピュータのマーケティング部長だった原田泳幸氏の言葉。