ロシア軍の「北朝鮮製」ロケット砲が背後から攻撃を受け暴発 ロケット弾が運転席を突き破って発射される
衝撃の映像が公開されました。
攻撃を受けて暴発したロケット弾が運転席を突き破る
ウクライナ国防省は2025年6月30日、ロシア軍が運用している北朝鮮製のM1991多連装ロケット砲をドローンで撃破する映像を公開しました。

M1991多連装ロケット砲は口径240mm、射程は約60kmとされています。2025年4月に、ロシア軍がウクライナ前線に投入したことが確認されていましたが、今回初めて撃破されたとみられます。
ウクライナ国防省によると、第413独立無人システム大隊「レイド」が、ウクライナ東部のノヴォパヴリウカ方面でM1991多連装ロケット砲を発見し、撃破したとしています。
公開された映像では、ドローンがM1991多連装ロケット砲の背後から攻撃を行い、その衝撃でロケット弾が暴発して運転席を貫通。兵士が脱出しています。その後、装填されていたロケット弾が誘爆しています。
なお、第413独立無人システム大隊「レイド」は、ウクライナが2025年3月に創設した、世界で初めてドローンの運用に特化した独立軍種である無人システム軍に属する部隊です。
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