WHO調査団、武漢入りにまさかの「LCC利用」どうして? 思わぬ形で注目「スクート」とは

「スクート」ってどんなLCC?

 新型コロナ禍においても、スクートは2020年9月から、成田、関西の2地点から台湾を経由し、シンガポールまでを結ぶ便を運航再開しています。なおコロナの影響で、2021年1月現在、それぞれ週1往復です。

 特徴としては、JAL(日本航空)やANA(全日空)などの国内フルサービスキャリアにおいても有料サービスとされる国際線用機内Wi-Fiが、30MBまで無料で使える点でしょう。2020年から運航開始となったJALグループのLCC「ZIPAIR」でも同様のサービスが導入されていますが、スクートは先んじて実施していたLCCといえます。

 また、現在は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から一部変更や中止とされているものの、平時であれば食事とソフトドリンク類が1種類ずつ、無料で提供される(価格制限あり)というのもLCCでは珍しいポイントといえるでしょう(現在は事前予約の食事のみを提供)。

 なお同社は、LCCとしては大きめのボーイング787シリーズも使用しており、これには通常のエコノミークラスに加え、上位クラス「スクート プラス(plus)」が設定されています。成田~シンガポール線に投入されている787-9型機の場合、「スクート プラス」は35席。ちなみに武漢線でも787-9を使用しています。

【了】

【調査員が見たのと同じ景色かも】LCC「スクート」上位クラスの機内

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

3件のコメント

  1. 上の方にポッポに入れる連中が多いか、定期的な会議では予算が組んであるだろうけど、突発的な移動多くて予備費も底をついたかのどちらかだろう。

    • Flyteamによる時刻表だと今の武漢天河国際空港への国際線はマカオ(中国国際航空。週5)、ソウル(ティーウェイ航空。週1)、シンガポール(スクート。週1)しかないもんなぁ。

  2. 了様ありがとうございます。意外でしたね。何かワケでもあったことでしょうか?