アメリカ空母打撃群が南シナ海入り 艦載機の発着艦訓練も実施

空母のほかイージス艦3隻からなる米艦隊が南シナ海で活動中。

米空母艦隊による「航行の自由作戦」発動

 アメリカ海軍太平洋艦隊の発表によると、原子力空母「セオドア・ルーズベルト」を中心とする第9空母打撃群は、2021年1月23日に南シナ海に入り、定期的な作戦を展開したとのことです。

 第9空母打撃群(「セオドア・ルーズベルト」空母打撃群:TRCSG)は、空母「セオドア・ルーズベルト」のほか、タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦「バンカーヒル」、アーレイバーク級ミサイル駆逐艦「ラッセン」および同「ジョン・フィン」で構成され、第7艦隊の指揮の下、航行の自由を確保し、海洋における安全保障を促進するため、同盟国海軍とのパートナーシップ構築を目的に活動しているといいます。

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西太平洋を航行中の「セオドア・ルーズベルト」空母打撃群(画像:アメリカ海軍)。

 第9空母打撃群司令のダグ・ベリッシモ少将は、今回の活動に対して、「私の30年にわたるキャリアを通して、これら海域を航海し、なおかつ南シナ海にいて定期的に作戦を行い、海洋の自由を促進し、パートナーである同盟国を安心させることは素晴らしいことです」と語っています。

【了】

【写真】南シナ海で実施 米艦載機の発着艦訓練

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