国道2号「木原道路」3月開通 尾道~三原間のボトルネック解消 越波規制区間も回避
尾道~三原間がバイパスで1本に!
尾道~三原間がバイパスで1本に
国土交通省中国地方整備局福山河川国道事務所は2021年2月1日(月)、広島県内で建設を進めている国道2号の木原道路が、3月14日(日)に開通すると発表しました。
木原道路は、尾道市福地町から三原市糸崎に至る長さ3.8kmの自動車専用道路です。暫定2車線(片側1車線)で整備されます。両端が国道2号の尾道バイパスと三原バイパスにそれぞれつながることで、尾道~三原間が一本のバイパスで結ばれ、同時にボトルネックが解消されます。また、これにあわせて木原道路と尾道バイパスの接続点の名称は「福地IC」に決定しています。
木原道路に並行する国道2号の現道は、通勤時間帯を中心に渋滞が発生しており、追突事故の締める割合も全国や広島県の平均と比べて約2倍と高くなっています。また、豪雨のときは土石流や土砂崩れで、台風接近などで高潮のときは越波で通行止めになることもありました。
福山河川国道事務所は木原道路の開通により、現道の混雑緩和や災害時の代替路確保をはじめ、流通などの生産性向上、救急医療の支援が期待されるとしています。
【了】
現地民にしてみれば「待ってましたぁ!」なんですが、これで三原市の西側から福山市の中心部まで線形がめちゃめちゃ良くなるんですよね。
まぁ、普通に考えて狩場になりますよね。ネズミの。
みなさまご安全に!