国内唯一の津波被災空港「仙台空港」震災伝承施設に 津波到達点などを展示 東日本大震災

空港が津波に飲まれる映像は衝撃的でした。

高さ3.02mの津波到達点示す「津波高表示」も

 仙台空港を運営する仙台国際空港株式会社は2021年2月2日(火)、同空港が震災伝承ネットワーク協議会より東日本大震災から得られた実情と教訓を伝承する施設「震災伝承施設」として登録されたと発表しました。

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仙台空港(画像:写真AC)。

 仙台空港は2011(平成23)年3月11日に発生した東日本大震災で、津波によって甚大な被害を受けました。ライフラインは寸断され、浸水で孤立した空港には約1700人が取り残され、全員が退避するまでに6日を要したとのこと。国内線が一部再開するまでには約1か月を、国際定期便が復活するまでには、約半年を要したそうです。

 同空港では、高さ3.02mの津波到達点を示す「津波高表示」、震災当時の様子を時系列で説明した「震災説明パネル」などを常設展示しています。仙台国際空港は「仙台空港は、国内で唯一の津波被災空港として、災害から得た教訓を風化させることなく未来へ継承し、災害から得た教訓を風化させることなく未来へ継承し、これからも安全・安心な空港を目指してまいります」としています。

【了】

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1件のコメント

  1. 空港ではないけど松島基地は冠水しましたか?今度はイワクニが危ないですね。