子ども用の「通勤」定期券 なぜ存在? 通学定期券との違いとは

鉄道の定期券の値段をインターネットなどで調べると、「通勤用(子ども)」と表示されることがあります。子どもなのに通勤とはどういうことでしょうか。また、どのような場合に発行できるのでしょうか。

通勤以外の目的でも発行できる通勤定期券

 鉄道の定期乗車券は主に通勤用と通学用があります。このうち通勤用は、名前の通り勤め先に通うために、働いている大人が利用するものというイメージがあるでしょう。

 しかし定期運賃をインターネットなどで調べると、「通勤用(子ども)」と表示されることがあります。子どもが通勤するとはどういうことでしょうか。また、なぜ販売されているのでしょうか。

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鉄道の通勤定期券のイメージ(画像:JR西日本)。

 通勤定期券は原則として利用目的は問われず誰でも作れます。一方で通学定期券は、鉄道事業者の指定する学校に在籍する人が通学するために作るものであり、購入する際は学校が発行する通学証明書などの提示が必要です。そのため学校に通う生徒や学生などであっても、アルバイトや塾、病院通いなどを目的とした通学定期券は作れません。

 そこで必要になるのが、子ども用の通勤定期券です。値段は、例えばJR東日本や関東・関西の大手私鉄、地下鉄ではきっぷ(普通乗車券)と同じように大人の半額です。6歳以上12歳未満の子どもが通学以外で定期券を作る場合、「通勤」の表記になります。

 ちなみに、横浜市交通局の地下鉄には、通塾に対応した通学定期券があります。交通局によると、運賃や割引率は通常の通学定期券と同様とのこと。通学定期券の発売要件を緩和したものという位置づけだそうです。

【了】

【写真】5枚組だった昔の「青春18きっぷ」

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コメント

3件のコメント

  1. 通勤定期は明らかに名前が悪い。
    存在するのは学業を助けるための優遇をおこなう(校舎と居住地の行き帰り専用の)定期とそれ以外の定期の2種類なのだから「通勤」という名は付けずに、通学定期と通常定期、とでも呼んでおけば分かりやすかったんだよ。

  2. ありがとうございます。子ども用【通学】定期があるは既に知っていましたが、子ども用【通勤】定期がある事すら知らなかったです。初耳でした。

  3. ・某私鉄の有料手回り品定期がなくなるというので取扱駅に買いに行ったら本当は行商人組合員証がないと売れないんだよといいながら出してくれた券には日付がありませんでした。 
    ・ある路面電車では定期は月が書かれたシールを台紙に貼る仕組みでした。有効期間は月始めから月末でした。
    ・JRの1ヶ月定期入場券を7年6月8日に買いました。有効期間は-7.-7.-7.が満了となります。年齢を偽って小児で買いましたが実際には使わないので規則には違反していないと思います。