陸自の精鋭 第1空挺団が降下訓練を実施 富士の裾野に1個大隊規模のパラシュートひらく
陸上自衛隊の精鋭部隊として知られる第1空挺団の降下訓練が実施されました。1個大隊規模の隊員が次々と降下し、視界いっぱいにたくさんのパラシュートが開く様は、実に壮観です。
精鋭 第1空挺団 富士の裾野で降下訓練
2021年3月9日(火)午前10時ごろ、静岡県にある陸上自衛隊 東富士演習場にて、アメリカ空軍輸送機C-130Jから陸上自衛隊 第1空挺団の隊員たちによる降下訓練が行われました。
この訓練は空挺作戦に必要な戦術技量の向上を目的とし、アメリカ軍の協力のもと固定翼機からの降下回数の増加を図ったもので、令和2年度としては4回目となります。
今回使用されたアメリカ空軍の輸送機は、在日アメリカ軍の第5空軍第374空輸航空団が運用するC-130Jで、12機が参加しました。同機より陸上自衛隊 第1空挺団の1個大隊(約380人)規模の隊員が降下し、地上に降りた後は空挺降下後を想定した戦闘訓練が行われている模様です。
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Writer: 武若雅哉(軍事フォトライター)
2003年陸上自衛隊入隊。約10年間勤務した後にフリーフォトライターとなる。現場取材に力を入れており、自衛官たちの様々な表情を記録し続けている。「SATマガジン」(SATマガジン編集部)や「JWings」(イカロス出版)、「パンツァー」(アルゴノート)などに寄稿。
なぜ東京の近くに駐屯する空挺部隊が精鋭なのか調べると面白そうですね