旧「名古屋空港」はいま かつての中部地方の空の玄関、2つの「大変身」を遂げなお健在

まったく違う施設に生まれ変わった旧国際線ターミナル

 2021年現在、名古屋空港に乗り入れし、定期便を就航している航空会社が、静岡に本社を構えるFDA(フジドリームエアラインズ)です。

 同社は100席以下のエンブラエル170型、175型を運航する地域航空会社ですが、名古屋空港へは2011(平成23)から就航し、2021年現在では、拠点空港としてここから9都市へネットワークを広げています。そのため年度別の利用者数は、90万人前後を維持しており、この人数は奄美空港(鹿児島県)や釧路空港(北海道)とおよそ同程度といえる規模です(東急エージェンシー、全国空港乗降客数一覧より)。

 実際、2021年3月に訪れてみると、新型コロナウイルス感染拡大の影響があるにもかかわらず、旅客便の発着前には、人でにぎわう様子が見られました。

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「名古屋空港」の国際線ターミナルを再利用した「エアポートウォーク名古屋」(乗りものニュース編集部撮影)。

 なお、かつて名古屋空港にあった国際線ターミナルは、いまでは別の施設に流用されています。それが2008(平成10)年にショッピングモールとしてオープンした「エアポートウォーク名古屋」です。

 再開発によって誕生した「エアポートウォーク名古屋」、空港ではない施設に大変身を遂げたものの、インフォメーションカウンターは空港の案内板を再利用するなど、元空港らしさを存分に残しているのも特徴といえるでしょう。

 加えて2017(平成29)年には、「エアポートウォーク名古屋」に隣接する形で、かつての名古屋空港内に、県立の航空博物館「あいち航空ミュージアム」も開館し、国産ターボプロップ機YS-11などを間近で見ることができます。

 このように名古屋空港は、中部地方の空の玄関口を譲ったあとも、エンターテイメント性の高い新たな「空港都市」として、いまだ健在といえるでしょう。

【了】

商業施設に出現「マジモノの空港案内版」など 県営名古屋空港の今を写真で見る

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1件のコメント

  1. 一方、広島では…