手放しで走るトーイングトラクター! ANA「本丸」羽田空港で「初」の自動運転実証実験

グラハンの仕事は革命前夜といった状態なのかもしれません。

佐賀、中部で経験を重ね 車両は新開発

 空港でよく見かける車両が、手荷物・貨物を収容した荷車やコンテナなどをけん引する車両「トーイングトラクター」です。ANA(全日空)と豊田自動織機は2021年3月29日(月)から4月5日(月)まで、羽田空港で、新開発の自動運転トーイングトラクターによる貨物搬送を想定した実証実験を実施しています。ANAによると、羽田空港の制限区域でこの取り組みが行われるのは、初めてのことだそうです。

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羽田空港で実施されたANAと豊田自動織機「自動運転トーイングトラクター」の実証実験の様子(2021年3月30日、乗りものニュース編集部撮影)。

 両社はこれまで、佐賀空港や中部空港で、自動運転トーイングトラクターの実用化に向けた、実証実験ならびに試験運用を重ねてきました。今回の羽田空港での実証実験では、豊田自動織機が新開発した自動運転トーイングトラクターを導入。新型車は、取り扱い貨物が多く、走行条件の厳しい羽田空港での運用に対応するため「高度な自己位置推定性能と走行性能を兼ね備えた」車両となっているといいます。

「航空業界は労働集約型の産業で、航空機の地上支援を行うグランドハンドリングの仕事は、機種によりますが1機あたり10人ほどが作業にあたり、この何十年もこのスタイルは、変わりませんでした。コロナ禍となる2019年まで、この職種の採用には困難を極めていたこともあります。安定的なオペレーション実現のためには、空港のイノベーションが不可欠です」(ANA 要海昌樹オペレーションサポートセンター長兼空港センター長)。

 なお、同氏によると「羽田空港は最大のネットワークをもつ『本丸』と考えている」そうです。

「自動運転トーイングトラクター」運転席の様子は?

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