東北中央自動車道「相馬~福島」24日全通 常磐道・東北道が福島県内で直結
福島市と相馬市が高規格道路で結ばれます。
福島市と相馬市が高規格道路で直結
国土交通省 福島河川国道事務所は2021年4月2日(金)、復興支援道路として事業を進めている東北中央自動車道の相馬~福島の区間について、4月24日(土)15時30分に霊山IC~伊達桑折IC間が開通し、事業区間が全通となることを発表しました。
当区間は2020年度末の開通が予定されていましたが、2月13日に発生した福島県沖を震源とする地震が発生。事業区間でも最大震度6弱の揺れに見舞われ、現場点検の結果、4つの橋で伸縮装置(ジョイント)などの補修が必要になったことから、開通の延期が発表されていました。
東北中央道は常磐道から東北道、山形道、秋田道をつなぐ道路で、うち「相馬~福島」区間は、常磐道と東北道をつなぐ無料の高規格道路です。
この事業区間の全通により、浜通りと中通りのアクセスが向上。緊急輸送路としての役割も担うほか、鉄鋼加工工場や鋼材の積み出し港のある相馬市から、福島市や山形県への輸送時間も大幅に短縮され、1台のトラックによる1日2往復輸送も可能となります。
【了】
「常磐道・東北道が福島県内で直結」と書かれると初めて福島県内で直結されるような印象になりますね。
1995年に磐越道で郡山JCTーいわきJCT間直結済みですよ。