日本語も英語も通じない人にJALのCAどう対応? ホテル業界に「JAL流おもてなし」伝授
見習いたい鬼コミュ力……!
JALと全旅連青年部が連携協定
JAL(日本航空)と全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部が2021年4月15日(木)、国内旅行やインバウンド需要の回復に向けた地域活性化を目的として、連携協定を締結しました。
新型コロナウイルス感染により、2021年4月現在、航空、ホテルの両業界にとって厳しい状態が続いています。その状況下、将来的に予想される国内・訪日旅行需要の回復期に備えて、JALのCA(客室乗務員)を講師としサービスに関する教育・コンサルティングプログラム「JAL ビジネスキャリアサポート」を、全旅連青年部加盟の各地方の旅館やホテルで、5月から順次実施。ホテル業界の人財育成とサービス品質の向上を図ります。
JAL 総合政策センター中原 太センター長は締結式で「60年以上の国際線運航で培ってきたJALのホスピタリティやノウハウを、ホテル業界に活かせればと考えています」とコメントしています。
式開催後には報道陣立ち会いのもと、会場に集った14人の全国の青年部員に対し、JALのCAによる”おもてなし”やコミュニケーション、マナーについての講義「JALマナーセミナー」を実施。英語や日本語が通じない地域の人に対して、異文化に触れながら培われてきた、”JAL流異文化コミュニケーション術のコツ”が伝授されています。内容を一部抜粋すると、ジェスチャーを用いてコミュニケーションを取るといったことをはじめ、「現地のあいさつの言葉を覚えるだけでも、その後のコミュニケーションに役立つ」(JAL)といったものでした。
【了】
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