JAL 国内初「機内に抗ウイルスコーティング」 7月までに順次プシュー!安心感向上へ
これからJAL機乗るときには、ドア横に注目です!
完了済み機体には入り口に「SIAA」認証マーク
JAL(日本航空)が2021年4月23日(金)、同社の飛行機の客室内へ、長期間持続する抗ウイルス・抗菌コーティングを実施すると発表しました。
この取り組みは、国内航空会社では初といいます。コーティング作業は4月から開始され、グループ会社のJAC(日本エアコミューター)、HAC(北海道エアシステム)を除くJAL機へ、7月までに順次完了予定です。実施済みの機体には、機体入り口付近に「SIAA(抗菌製品技術協議会)」の認証マークが貼られます。コーティングは、化粧室、座席やひじ掛けのほか、収納棚、壁面といった、乗客が直接手を触れる箇所を中心に実施されます。
新型コロナウイルス感染拡大下、JALではこれまで、夜間に機内の消毒作業を実施してきました。客室内に実施するコーティングは、SIAAの定める抗ウイルス・抗菌性能と、安全性が確認されたもので、触媒の作用によりウイルスを不活性化する効果が長期間持続するものとのこと。
このほか、JALでは2020年11月より空港のチェックインカウンター、自動手荷物預け機、自動チェックイン機、搭乗口カウンター、ステップ車に抗ウイルス・抗菌コーティングを開始し、全国の空港に順次拡大。なお、羽田、成田、新千歳、伊丹、福岡、那覇といった国内の拠点空港では実施済みです。
今後は、新たに保安検査場のトレイ、車いす、ベビーカーにも抗ウイルス・抗菌コーティングを開始するほか、国内空港の国際線ファーストクラスラウンジ、国内線ダイヤモンドプレミアラウンジ、国内線サクララウンジ内の同社保有・管理する空港設備・備品に対しても、コーティング作業を実施予定です。
【了】
電車や路線バスなどでは早期に実施されていますが、航空は意外と遅いですね。
そもそも抗菌・抗ウィルス剤はエビデンスがどうなってるのかよくわからない商品でもありますが