2021年GW 航空会社4社の国内線予約者数 状況は「コロナ禍以前の3~4割、でも昨年より回復」
ここからまだ動きそうな気もしますが……。
JAL ANAともに「低調」「減少」の状況続く
JAL(日本航空)とANA(全日空)など国内航空会社各社が2021年4月23日(金)、ゴールデンウィーク期間(2021年4月29日から5月5日まで)の予約状況を公開しました。
JALグループ国内線のゴールデンウィーク総予約数(4月23日時点)は、32万6873席。2020年(9万1990席)とくらべると約3.5倍の値となっているものの、コロナ過以前の2019年のデータである94万8110席(2019年4月22日発表分)と比べると約34%に。JALは「新型コロナウイルス感染症の影響により、ご予約状況は低調に推移しております」とコメントしています。
ANA国内線のゴールデンウィーク総予約数(4月23日時点)は、44万4493人。2020年(13万2011人)とくらべると約4.5倍の数字になっているものの、コロナ禍以前の2019年の予約状況と比べると、41.2%という状況です。ANAは「再拡大ならびに、まん延防止等重点措置の影響を強く受け、全方面で予約が減少している」とコメントしています。
国内LCC(格安航空会社)の総予約数を見ると、ジェットスター・ジャパンは6万8476人、ピーチは8万7287人と発表されています。この数値は、いずれもコロナ禍以前より下回るものの、2019年よりは回復しているといった状況です。
【了】
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