ブリヂストンとオランダ社が太陽光発電型EV向けタイヤを開発 700kmの長距離航続に貢献【Merkmal】

ブリヂストングループとオランダのLightyear社が、太陽光発電型電気自動車向けに、環境性能と運動性能を両立するタイヤ技術「エンライトン」を搭載した特別仕様タイヤ「トランザ・エコ」を開発した。

走行中も太陽光発電、725kmの航続距離を実現

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太陽光発電型電気自動車「Lightyear One」(画像:ブリヂストン)。

 ブリヂストングループが2021年4月、オランダLightyear社の太陽光発電型電気自動車(EV)「Lightyear One」向けに、環境性能と運動性能を両立するタイヤ技術「ENLITEN(エンライトン)」を搭載した特別仕様タイヤ「TURANZA ECO (トランザ・エコ)」を開発した。

 エンライトンは、タイヤの大幅な軽量化、転がり抵抗低減を可能にする次世代環境対応商品としてのブリヂストングループ独自の技術で、EVのバッテリー寿命の維持、航続距離の最大化、環境負荷の低減に貢献する。

 この技術を採用したトランザ・エコは、ブリヂストンの欧州子会社ブリヂストン・ヨーロッパNV/SAが開発した。タイヤサイズは175/60R19で、装着されるEVの要求性能を満たすことを示すブリヂストングループ独自の「EVマーク」が刻印されている。

 Lightyear社は2016年設立の企業で、ブリヂストンとはソーラーカーの開発などで会社設立前から8年以上にわたって連携を続けている。

 Lightyear Oneは、車体上部の太陽光パネルで走行中も充電することで、725kmの航続距離を実現。太陽光発電機能を備えた長距離走行可能なEVとして、2021年内に世界初の商業化を目指して開発が進められている。

【了】

提供:Merkmal
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【画像】太陽光発電型EV「Lightyear One」と特別仕様タイヤ「TURANZA ECO」

Writer: Merkmal編集部

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