首都高の新線「新大宮上尾道路」どこまで進んだ? 工事着手にめど
将来的には「首都高で圏央道接続」か。
中期経営計画で示された目標
首都高速道路は2021年4月28日(水)、今年度から3年間の中期経営計画を発表、そのなかで、現在事業中の「新大宮上尾道路」についての目標を示しました。
新大宮上尾道路はS5埼玉大宮線(美女木JCT~与野JCT)の延伸部にあたり、国道17号「新大宮バイパス」の直上に建設される自動車専用部。与野JCTから上尾南出入口(仮称)まで約8kmについて事業が進められています。
現在は調査設計などが行われていますが、今回、2023年度に「与野JCT部の工事着手」という目標が掲げられました。
なお、首都高の施工分は与野JCT部のみで、本線部分は国土交通省 大宮国道事務所が担当。2021年度に宮前地区の橋梁下部工(橋脚など)、2022年度に堤崎地区の改良工にそれぞれ着手する予定とされています。開通後は、首都高速道路が有料道路事業主体になります。
【了】
新都心線の反対側がどこまで伸びるかも気になります。
最終的には国道17号バイパス(上尾道路~熊谷BP~深谷BP~上武道路)に並行して群馬県の渋川までの計画があり、これの全通によって国道17号現道や関越自動車道の渋滞が緩和されればいいのだけど、上尾道路の方が未だ未開通ということもあるし、こちらの実現は当分先になるかな…?
金が無いからなのかも知れませんが、どうもこの手の道路延伸計画ってすべて「東京ありき」になってるから、都内から続くように作る事にこだわって結局グズグスしてる間に空き地に住宅が建ち、その立ち退き料で更に予算が掛かり、ますます延伸が進まない、となっている感じです。
群馬方面まで伸ばすなら、上尾道路全通を待つ前に、すでにだだっ広い用地のある17号熊谷バイパスから先に工事始めれば良いのに、といつも思います。