海外のみ導入のエアバスの異端児「A220」の機内 動画でガッツリ見られるように
生まれはボンバルディアでした。
航空会社とメーカーをつなぐエアスペース・カスタマーショールーム
ヨーロッパの航空機メーカーのエアバスが、100席クラスの新世代旅客機としてアピールを続けているモデル「A220」。フランスのトゥールーズにあるエアスペース・カスタマーショールームで、そのモックアップ(原寸大模型)が初披露され、その様子が、公式Twitter上で動画で公開されています。
A220はボンバルディアの「Cシリーズ」として開発され、2016(平成28)年にデビューしました。2018(平成30)年には、2社の業務提携によって「A220」にモデル名を変更したというユニークな出自をもつ旅客機です。なお、2021年現在、国内航空会社での導入はまだなく、海外の航空会社の近距離路線への投入が多い旅客機です。
今回のモックアップは、すでにA220を発注したカスタマーと、客室のカスタマイズを専門とするエアバスチームの両方にとって非常に重要な施設とのこと。エアスペース・カスタマーショールームは、平均250回の航空会社とのミーティングが行われるなど、航空機メーカーと航空会社の意思決定を行う拠点でもあり、「A220が提供するキャビンの革新を実証する強力なツールを提供する」(エアバス)としています。
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