ドクターイエローの黄色はターメリックがよく似合う 「新幹線ドーナツ」誕生の裏側

JR東海と神奈川県三浦の有名ドーナツ店がコラボし、「新幹線ドーナツ」が誕生。「いいもの探訪」限定販売であるそのドーナツについて、その調理現場を取材し、誕生秘話やその特徴などを聞いてきました。

「新幹線」になっていくドーナツ

 JR東海がそのネット通販サイト「いいもの探訪」で、新たに2021年3月から「新幹線ドーナツ」の取り扱いを開始しました。

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「新幹線ドーナツ」の0系(2021年6月、恵 知仁撮影)。

「いいもの探訪」は、JR東海が沿線地域の“いいもの”を販売し、それを通じて地域活性化などにつなげるという事業。同社のイベント「さわやかウォーキング」やツアーで、その生産先を訪ねるといった取り組みも行われています。

 神奈川県三浦半島を中心に店舗を展開する「MISAKI DONUTS(ミサキドーナツ)」は、その“いいもの”のひとつです。2021年3月から新たに「いいもの探訪」で神奈川エリアを新たに取り扱うにあたり、目玉になるようなものをということで、JR東海とミサキドーナツがコラボ。「新幹線ドーナツ」が誕生しました。

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黄色くなった「ドクターイエロー」(2021年6月、恵 知仁撮影)。

 白に青い線が入った「東海道新幹線」がイメージされたもの、923形「ドクターイエロー」がイメージされたもの、初代新幹線0系がイメージされたもの、この3種類です。

 その調理現場を取材すると、ドーナツが白、青、黄色に着色されたチョコレートで、鮮やかに「新幹線」になっていきます。

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完成した3種類の「新幹線ドーナツ」(2021年6月、恵 知仁撮影)。

 ミサキドーナツの恵美麻稀さんは「新幹線ドーナツ」をつくるにあたって、大人っぽすぎず子どもっぽすぎない「ミサキドーナツ」らしい形で、かわいくて、食べて嬉しくなるもの、という点にこだわったそうです。

 また手作り感や、解凍しても揚げ立てのふわふわ感を楽しめるのも、ミサキドーナツの特徴とのこと。配合や揚げ時間に秘密があるっぽいです。

【写真】0系の団子鼻 最初は光ってたんです 「光前頭」といいます【ほんのり明るい】

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