タイ エアバスC-295輸送機を調達 陸軍が医療支援や落下傘降下で使用
タイはYS-11と同サイズ機を空軍ではなく陸軍が運用。
世界30か国以上で採用 スペイン生まれの汎用機
ヨーロッパの航空機メーカー、エアバスは2021年6月22日(火)、タイ国防省からC-295中型輸送機を1機受注したと発表しました。
すでにタイでは陸軍において同機を2機運用しており、今回の1機はその追加分であり、既存機と同じく、貨物輸送や医療支援、落下傘降下訓練などに用いる予定としています。
C-295は、スペインのCASA(現・エアバスディフェンス)が1990年代前半に、既存のCN-235輸送機を改良発展させる形で生み出したターボプロップ双発の戦術輸送機です。1997年11月28日に初飛行に成功し、2021年現在までに母国スペインだけでなく世界30か国以上で導入・運用されています。
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