選ばれし高校生のために運航されたJAL「模擬NY便」 ふるさと応援隊で企画し“運航”

JALならではの「応援方法」ですね。

2021年はコロナでNYにいけず…

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JALが実施した高校模擬国連第15回日本代表団報告会内の「JAL模擬NY便」の様子(2021年6月20日、乗りものニュース編集部撮影)。

 JAL(日本航空)は、2021年6月20日(日)、高校模擬国連第15回日本代表団に対して、オンライン上で特別企画を実施しました。

 高校模擬国連国際大会は公益財団法人ユネスコ・アジア文化センターが実施している「国連大使になりきって議論や交渉をする活動」で、例年、日本選手団はJAL便でニューヨークに渡り、国際大会に挑みます。ただ、2021年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で大会、そして報告会もオンラインでの実施に。コロナ禍で現地に行けなかった高校生に対し、この報告会にJALが参加した形です。

 この企画では、「JAL模擬NY便」と称して、訓練施設内でJALのCA(客室乗務員)がオンラインでのデモフライトを実施しました。ここでは、JALが取り組んでいる「SDGs(Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)」「ダイバーシティ(多様性)」についての内容も織り交ぜられています。このほか、JALニューヨーク支店からの現地レポート、JALが2021年度から立ち上げた「JALふるさと応援隊」についての紹介なども盛り込まれました。

 JALの担当者は「今回の配信は、『JALふるさと応援隊』から230のアイデアがあり、そこからコンテンツを作りました。今回の参加者の方々はとても優秀ですし『SDGs』『ダイバーシティ』についてはご存知だと思うので、グローバルな見地に立ちつつ、私たちの取り組みにスポットをあてて、興味をもってもらえるようにコンテンツをつくりました」と話します。

 今回参加した高校生は11名。「NYに行く気分を味わえた上、世界各国の観光地やJALの実施しているSDGsアクションについて、当事者の方々の目線で知見を深めることができました」といったコメントが寄せられました。

【了】

「JAL模擬NY便」の配信風景

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