電気バス・タクシー導入に国庫補助金交付へ 全路線EV置き換えのバス会社も

ノンステップバスに続き、電気バスも各地で見られるようになるのでしょうか?

大気環境の改善及び地球温暖化防止に向けた3事業の1つ

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京成バスが墨田区コミュニティバスで運行している電気バス(画像:墨田区)。

 国土交通省は2021年7月2日(金)、電気バスや燃料電池タクシーの導入費用を補助する「地域交通グリーン化事業」を行うとし、支援対象となる15事業者を発表しました。

 本事業は環境に優しい交通サービスの普及を促進する目的として、公募のあった事業から選定されたもので、1都1府8県の計15事業者であわせて電気バス15台、燃料電池タクシー7台のほか、急速充電設備7基、外部給電設備1基が導入される予定です。導入費用の3分の1が補助されます。

 京成バスは、墨田区の区内循環バスで2012(平成24)年から全国に先駆けて導入していた日野自動車の小型電気バスを更新。また埼玉県を中心にバスを運行するイーグルバスでは、電気バス5台、急速充電設備3基を導入予定。ときがわ町内の5路線すべてに電気バスを導入するとしています。

 国土交通省ではバス・タクシーのほかにも、運送事業者を対象に電気タクシー、プラグインハイブリッドタクシー、電気トラックの車両本体価格の5分の1から4分の1を補助する事業や、ハイブリッドバス・トラック、天然ガスバス・トラックの導入支援を行う事業も進めています。

【了】

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