韓国軍 次世代戦闘車両「レッドバック」のテストを2022年開始へ

日本の89式装甲戦闘車の調達数は68両です。

オーストラリアに提案中の新型IFVを自国でも

 大韓民国(韓国)国防部は2021年7月上旬、来年(2022年)4月から6月にかけて新型歩兵戦闘車(Infantry Fighting Vehicle:IFV)のテストを開始することを明らかにしました。

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韓国陸軍のK21歩兵戦闘車(画像:大韓民国軍)。

 テストするのは、自国のハンファ・ディフェンスが開発したAS21「レッドバック」歩兵戦闘車です。同車は2021年7月現在、オーストラリア陸軍で行われている次世代戦闘車両選定プロジェクト「ランド400フェーズ3」の最終候補として評価中です。

 韓国陸軍は「レッドバック」の性能に興味があり、自国においてもテストすることで、次世代IFVの運用法などを築きあげ、取得計画を構築するのに役立つとしています。

 なお韓国陸軍は現在、国産のK21歩兵戦闘車を約460両、導入・運用していますが、次世代IFVはそれに追加する形で調達を行う予定とのことです。

【了】

【豪州に提案中】AS21「レッドバック」歩兵戦闘車ほか

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