変わる「途中下車の旅」 より手軽になった鉄道旅行の醍醐味

「途中下車」は、鉄道旅行における大きな魅力のひとつです。しかし昔に比べ、きっぷのルール変更や長時間停車の減少などにより、やりづらくなっている面もあります。そうしたなかいま、「新しい途中下車の旅」が増えているようです。

途中下車は「出会い」

 鉄道旅行の魅力、そのひとつに「途中下車」が挙げられると思います。そんな題名の長寿テレビ番組があるように。

 気軽に寄り道しながら、移動していける鉄道。クルマのほうが自由度は高いですが、乗り換えや発車待ちなどの都合で図らずも途中下車し、歩いた街で、味のある建物を見つけたり、地元の人からそこで採れたミカンをもらったりなど(経験談)、偶然の発見や出会いもあります。

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駅前食堂が味わい深いJR長崎本線の肥前浜駅。奥に見えるのが駅(2021年7月、恵 知仁撮影)。

 観光地でもなんでもない街を散策しながら、この乗り換えがなかったら来ることもなかっただろなぁ……などとしみじみすると、また旅情が湧き出します。「適度な不自由さ」がまた、旅を面白くしてくれるのです。

 ただ近年は、JRの規則変更(東京近郊区間の拡大)で途中下車できなくなったり、途中駅での比較的長時間になる停車が減ったりなど、昔より「途中下車」を楽しみづらくなっている面があるかもしれません。

 しかし近年、「新しい途中下車の旅」も生まれています。

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コメント

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1件のコメント

  1. 恵様、ありがとうございます。お酒当たってよかったですね。ただ、幸いにも、記事を書く記事中が緊急事態宣言または蔓延防止法適用期間外だった為に肥前浜駅でのお酒が賞品になったけど、今の時点で蔓延防止法適用期間(この期間の場合だと福岡県が対象)なので、今後はお酒が賞品になる事は当面のあいだ(実質永遠に)ないでしょう。幸いにも運が良かったですね。