変わる「途中下車の旅」 より手軽になった鉄道旅行の醍醐味

「途中下車」は、鉄道旅行における大きな魅力のひとつです。しかし昔に比べ、きっぷのルール変更や長時間停車の減少などにより、やりづらくなっている面もあります。そうしたなかいま、「新しい途中下車の旅」が増えているようです。

列車行き違いと追越しを待つあいだ「新しい途中下車」してきました

 JR長崎本線の単線区間にある肥前浜駅(佐賀県鹿島市)。

 JR九州の観光特急「36ぷらす3」は、博多発長崎行きのコースで同駅に約50分停車。そこで対向列車と行き違いをし、特急「かもめ」と普通列車に追い越されるあいだ、乗客は「途中下車」を楽しめるようにされています。

 肥前浜駅周辺は港町・宿場町として栄えてきた土地だそうで、経済力と豊富な地下水、米の調達のしやすさから、酒造りが盛んに。町家や蔵が現在も残り、「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されています。

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肥前浜駅近くの古い町並みをガイド付きで散策(2021年7月、恵 知仁撮影)。

 酒造りは現在まで続き、地元では「鹿島酒蔵ツーリズム」を推進。富久千代酒造の「鍋島」などがここ、肥前浜です。

 観光特急「36ぷらす3」ではこの駅で、地元ガイド付きの散策、日本酒の利き酒、特産品の販売といった「おもてなし」を楽しむことが可能。「HAMA BAR」という日本酒を楽しめる施設も駅にあります。

 約50分になる肥前浜駅での長時間停車。2021年7月、実際に「36ぷらす3」で体験してみましたが、散策に行くも良し、日本酒を楽しむも良し。自由でいて濃密な「途中下車」を楽しめるようにされていました。

【駅の中にいた!】一般的にも縁起が良く、鉄道ファンにはもっと良い鳥【写真】

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コメント

1件のコメント

  1. 恵様、ありがとうございます。お酒当たってよかったですね。ただ、幸いにも、記事を書く記事中が緊急事態宣言または蔓延防止法適用期間外だった為に肥前浜駅でのお酒が賞品になったけど、今の時点で蔓延防止法適用期間(この期間の場合だと福岡県が対象)なので、今後はお酒が賞品になる事は当面のあいだ(実質永遠に)ないでしょう。幸いにも運が良かったですね。

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