JR東日本「オレンジカード」5千円・1万円券が9月廃止 払い戻しへ 発売終了から8年半

払い戻すとカードは返ってきませんのでご注意を。

磁気カードそしてICカードの普及を見届けて廃止

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取り扱いが終了するオレンジカード(画像:JR東日本)。

 JR東日本は2021年7月29日(木)、プリペイドカード「オレンジカード」のうち5000円券および10000円券の取り扱いを9月30日(木)をもって終了し、翌日から払い戻しを開始すると発表しました。

「オレンジカード」は1985(昭和60)年3月に販売開始。きっぷを購入する際に紙幣や硬貨を用意する手間が省けるとして、全国で取り扱いが行われました。のちに発売された「イオカード」と違って自動改札機は通れず、券売機できっぷを購入する際に使えるカードでした。

 さまざまな図柄のカードが発売され、切手やテレホンカードのように収集要素もあることからファンの間でも人気となっていましたが、交通系ICカードの普及などを背景に、2013(平成25)年に発売終了しました。

 払い戻し期間は2021年10月1日から2023年3月31日まで。みどりの窓口と郵送申し込みに対応するとのことです。なお、払い戻し対象となるのはJR東日本発行のカードのみで、払い戻したあと、カードは返却されません。

 なお、500円券、1000円券、3000円券は引き続き利用可能です。

【了】

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