世界初「車内でガチャガチャ買える電車」終了へ 再び水戸岡デザインで生まれ変わる

14年間走りました。

「おもちゃ電車」9月ラストラン

 和歌山電鐵の名物列車のひとつ「おもちゃ電車」が、2021年9月5日(日)にラストランを迎えます。

 おもちゃ電車は既存の車両を水戸岡鋭治さんによるデザインコンセプトを加えて改造し、2007(平成19)年7月に運行を開始。外見だけでなく、内観もこだわった乗って楽しい電車として、世界で初めて、車内のガチャガチャマシーンでおもちゃを販売しています。

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おもちゃ電車(画像:両備グループ)。

 最後の営業運転となる夏休み期間中、「おもでんとの思い出作りをしていただければ」(両備グループ)と、7月29日(木)より「おもでんのおもいでInstagramフォトコンテスト」が開催されています。この日から「おもでんラストラン」ヘッドマークが掲出されたほか、製作数を限定した記念入場券セットや記念グッズの販売も始まりました。

 運行終了後、車両は再び水戸岡さんデザインによる「たま電車ミュージアム号」に生まれ変わります。こちらは「たま駅長2」がモチーフの電車で、クラウドファンディングにて一般からも運行費992万円が集まっています。「たま電車ミュージアム号」は12月の運行開始予定です。

【了】

【おもちゃ電車内観&リニューアル後「たま電車ミュージアム号」のイメージ】

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