神戸市中央区にコミバス「ふきあい南北バス」9月から試験運行 “坂の街”生活の足めざす

等高線を突っ切るように、神戸の街を真っすぐのぼっていきます。

2019年に続き2回目の試験運行

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「ふきあい南北バス」に使用されるワゴン型車両(画像:神戸市)。

 神戸市は2021年8月17日(火)、中央区の山手の葺合地区を結ぶコミュニティバス「ふきあい南北バス」の試験運行を9月から開始すると発表しました。

 神戸市街は六甲山地が海岸近くまで張り出す地形となっているため、三宮駅をはじめ中心部と山手の住宅地の間には急坂が続き、自転車や徒歩での移動に負担となることから、市バスよりもきめ細やかに運行できる公共交通網の整備が課題となっていました。

 同地区では2019年12月から2か月間、試験運行を実施。利用者アンケートの結果などをうけてよりニーズの高い地域を洗い出しし、新たな運行計画のもとで2回目の試験運行に入ります。

 運行ルートはJR灘駅を起点とし、神仙寺通地区または熊内町地区をそれぞれ結ぶ2ルートです。運行時間はおよそ9時台から17時までで、1時間1本程度の頻度で運行されます。日曜・祝日は運休。運賃は210円(こども110円)で、支払いは現金のみ。11枚と23枚綴りの回数券がそれぞれ販売されます。

 運行はみなと観光バスが担当。定員13名のワゴン車が使用され、車体には中央区のマスコットキャラクター「かもめん」がデザインされています。

 試験運行の期間は2021年9月1日(水)から11月30日(火)まで。神戸市では、1日の平均利用者95人を目標としています。

 神戸市では、2020年12月から兵庫区で「みんなのバス」の実証運行を開始。兵庫駅と和田岬地区を結ぶもので、神戸マツダが運行主体となっています。

【了】

【運行ルートとダイヤを見る】

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コメント

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1件のコメント

  1. 貴重な大型二種免許所持者が最低一人は召し上げられてしまうのか