水路業務開始150年 海上保安庁が新たな海図を発行 順次切り替えへ

海底地形などがより詳しくわかりやすくなっています。

海外における迅速かつ容易な入手が目的

 2021年は、日本で海洋調査から海図作製までを一貫して行う水路業務が始まって150周年となる節目の年です。そのようななか、海上保安庁は2021年8月27日(金)、新たな海図シリーズの第1号となる『JPN1 NIPPON AND THE ADJACENT SEAS 日本及近海』を発行しました。

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2021年3月に就役した海上保安庁の最新鋭測量船「光洋」。船名は「光り輝く海、まだ十分に解明されていない海に光を当てて、海洋調査を進め明らかにしていく」というのが由来とのこと(画像:海上保安庁)。

 従来、日本が発行してきた航海用海図には、和文と英文が併記された海図シリーズ(2021年8月現在、637版)と、英文のみで色調が異なる海図シリーズ(同139版)の2種類がありました。和文と英文が併記された海図は主に国内の取扱店で、英文のみの海図は世界中の取扱店で販売されています。

 このたび発行する新たな海図シリーズは、英文と和文の表記方法や色調を変更し、既存の2つのシリーズを統合したものになっているほか、日本発行であることを示す「JPN」を冠した番号を付与しているのがポイントとのこと。また、この新様式により世界中の拠点で印刷と供給が可能となるそうです。

 なお、第2号以降の新海図も発行することで、順次、既存の海図シリーズを切り替えていくとしています。

【了】

【画像】海上保安庁が発行した新海図の特徴

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