日の丸ロケットの火がパラリンピック聖火になぜ!? 誕生の経緯や採火方法をJAXAに直撃

東京2020パラリンピックの聖火は、パラリンピック発祥の地であるイギリスのストーク・マンデビルの火に、全国各地約900か所で採られた火が合わさってできています。そのひとつには「宇宙開発の火」というのも。実際に採火したJAXAに話を聞きました。

宮城県生まれのロケットエンジンの火が聖火に

 2021年8月24日(火)、東京2020パラリンピックがスタートしました。オリンピックと同じようにパラリンピックにも聖火がありますが、その炎はただ1か所の採火地から運ばれてきたわけではありません。日本全国の880か所で採火され、都道府県ごとにまとめられた後、東京でパラリンピック発祥の地といわれるイギリスのストーク・マンデビルで取られた火とひとつに合わさって、国立競技場で燃えています。

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宮城県角田市で行われたパラリンピック聖火の採火式の様子(画像:角田市)。

 それぞれの採火地では、工夫をこらした採火がされたそうですが、宮城県角田(かくだ)市では、市内にあるJAXA(宇宙航空研究開発機構)角田宇宙センター内のロケットエンジンの試験設備から種火が採られました。種火の採火は2021年7月21日に行われ、専用のランタンで保管された後、8月14日に角田の聖火として改めて採火され、パラリンピックの聖火となりました。

 角田宇宙センターで種火の採火が行われるにあたっては、角田市から提案があったといいます。角田市はブランディング戦略として「5つの”め”」(米・豆・梅・夢・姫)を制定しており、そのなかの「夢」=「宇宙」ということで、「宇宙のまち角田」をアピールする方法で採火ができないかセンター側に相談をしたとのこと。それを受け、センターでは関係者が話し合いを重ねた末、ロケットエンジンの試験設備からの採火なら安全策を取ったうえで何とか実現可能であると判断し、角田市に回答しました。

【写真】世界でも稀なロケット由来の聖火が生まれる様子

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