免許更新時の持参写真「なぜこれNG?」 市民の声受け警察庁「基準明確にする」と通達
即日交付できる窓口の増設も
免許証の更新には、さまざまな窓口が対応します。持参不要で免許証掲載用の写真を窓口で撮影をする運転免許センターでは、こうした再撮が求められることはありませんが、撮影機材のない警察署の更新では持参写真を免許証に転載するため、担当者が必要以上に配慮することが、今回の要望につながったと考えられます。
再撮を求められた場合、申請者はかなり困ったことになるケースがあります。警察署によっては署内のカメラで撮影できる場合もありますが、それ以外は申請者が撮影できる場所を探さなければなりません。証明用写真が撮れる設備や写真店が近くにない場合は、出直さなければなりません。
そのため通達では、「窓口に申請者の写真を撮影する装置が整備されていない場合、または申請者が当該装置による撮影を希望しない場合は、窓口がある施設内又はその周辺において免許用写真の撮影が可能な証明写真機の設置場所等について、できるだけ多くの選択肢を示して情報提供すること」と、丁寧な対応を求めています。
運転免許センターには免許証印刷機もあるので即日交付が可能です。しかし、県によっては免許センターが1か所しかない地域もあり、免許更新の不便さを補うために警察署を窓口にした対応事例があります。しかし、こうした窓口では即日交付ができません。そのため通達では、「免許用写真の添付を要しない者の範囲を拡大するため、更新された運転免許証の即日交付が可能な窓口を拡大するよう努めること」とも明記されています。
ただ、これらは都道府県の予算で対応しなければならないため、それぞれの警察が予算案に盛り込む必要があります。即日交付窓口の拡大には時間がかかりそうです。
一方、免許証のデジタル化で2022年から都道府県の運転者管理システムを警察庁の共通基盤に移行させることになっていることから、デジタル化を推進する側面からも、即日交付を実現するための資機材(カメラ、免許証印刷装置等)の新規導入が働きかけられています。
【了】
Writer: 中島みなみ(記者)
1963年生まれ。愛知県出身。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者を経て独立。行政からみた規制や交通問題を中心に執筆。著書に『実録 衝撃DVD!交通事故の瞬間―生死をわける“一瞬”』など。
盛り過ぎた写真を持って行ったんだろ
警察庁「娘さんの写真を持って来られても困りますよー」
>申請には写真を持参する必要があります
大嘘を堂々と書くなよ。基本的に不要。
持参が必要なのは紛失後再交付等の一部の例外のみ。
運転免許を取ったこともない記者が無理してこんな記事を書かなくていいよ
運転免許証は、各都道府県の警察にて行われておりますので、実施する各都道府県警察により事情が異なり、写真を持参して更新申請をするところもあります。中島記者は、警察庁の発表を踏まえて記事を掲載しており、「おっさん」ご指摘のような大嘘ではありません。
恥ずかしいおっさんだなぁ。
運転免許書交付時の顔写真だけでなく、地方自治体に移管されているパスポート発給申請においても同様な事象がみられておりました。持参した顔写真が「不適当」とされたのですが、申請書類記載の事項は全てクリア-しているにもかかわらず、係員のダメな理由として、写真枠上での顔と体の位置のバランス、色を指摘。バランスについては、申請書類の表示どおりにしていたが、何故かダメだし。写真の色については、写真の構成には、色温度、コントラスト、濃度、特性曲線が関係すると説明。暫し議論の後、上司の判断にて申請が受理された。係員による思い込みの判断基準、明確でない申請書類の基準があげられます。ということは、発行は外務省であるが、各自治体、職員による差が大きいといえます。
大嘘書くなよ。カラー必須だと?寝言は寝て言え。