JR東日本相模線に30年ぶりの新型車両! 「E131系」電車公開 初の4両編成

JR東日本の相模線用の新型車両E131系電車がお披露目されました。これまでに登場したE131系電車と同様な点が多々ありますが、相模線用に変更となっている点もあります。なにが違うのでしょうか。

E131系初のトイレなし編成

 JR東日本横浜支社が2021年9月22日(水)、国府津車両センター(神奈川県小田原市)で相模線に投入する新型車両E131系電車を報道陣へ公開しました。

 相模線に新型車両が投入されるのは、1991(平成3)年3月の電化開業にあわせて投入された205系電車(500番台)以来、30年ぶりのことです。

 これまで登場したE131系電車は、房総・鹿島エリアの0番台と80番台(線路設備状態監視装置を搭載した車両)が2両編成、宇都宮線・日光線向けの600番台が3両編成でしたが、相模線用のE131系はクモハE131形+サハE131形+モハE130形+クハE130形の4両編成。「500番台」に区分され、中間車のサハE131形とモハE130形は500番台で初めて誕生した形式です。

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国府津車両センターで公開された相模線用のE131系電車(2021年9月22日、伊藤真悟撮影)。

 相模線は茅ケ崎駅(神奈川県茅ヶ崎市)と橋本駅(同相模原市)を結ぶ路線です。茅ケ崎駅が湘南海岸に近いことから、先頭車前面の水玉模様は湘南の海と波の水しぶきを表現。そのため従来のE131系とは模様の配置パターンが異なっているのが特徴です。

 車体側面も湘南の海をイメージした濃淡ブルーの帯で、先頭車の前面縁どりも濃いブルーに。これまでE131系では白い縁取りでしたので、こちらも初めての仕様となっています。

 車内の座席は、宇都宮線・日光線向けのE131系600番台と同様にすべてロングシート。座席のモケット(表地)は車体側面の帯と同じく濃淡ブルーとなっていますが、こちらは沿線の相模川の流れと湘南の海をイメージしたものです。座席幅は460mmで、現在、相模線で使用している205系500番台に比べて約25mm拡大しています。

 各車両の車内にフリースペースや車内防犯カメラ、一部ドア上に運行情報や乗換案内を表示する17インチの液晶ディスプレイの設置、非常通報装置を1両につき4ヶ所に増設している点、車体側面にカメラを設置して、乗務員が運転台から乗降状況を確認する機能などワンマン運転に対応した機器を搭載しているのはこれまでのE131系と同様です。ただし、クハE130形の車端部に設置していたトイレはありません。

 JR東日本では、相模線用E131系を2021年度中に12編成(48両)導入し、2021年11月18日(木)より順次運転を開始します。相模線全線だけでなく、朝夕ラッシュ時の横浜線直通列車では八王子~橋本間も走行します。

 なお、第11編成目と第12編成目は両先頭車に線路設備状態監視装置を搭載し、車両番号は「580番台」になることが予定されています。

 JR東日本の原田好司 国府津車両センター所長は「コロナ禍のなか、地域の皆様の活性化に向けて、このE131系が起爆剤になれば嬉しいです」とコメントしています。

【了】

【写真】相模線用E131系の外観・車内・運転台

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