ANAの超巨大「ウミガメ」機エアバスA380、初の那覇離陸 世界自然遺産登録地域を周遊

ANAのA380はキレイな海が似合います!

253人が搭乗

 ANA(全日空)で導入されている超大型旅客機、エアバスA380「フライングホヌ」が2021年9月25日(土)、那覇空港を発着する周遊チャーターを実施。同空港からANAのA380が初めて離陸しました。

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那覇空港を離陸するANAのA380(2021年9月25日、乗りものニュース編集部撮影)。

 ANAでは2019年にA380を成田~ホノルル線の専用機として導入。同機には就航先のハワイで神聖な生物とされる「ウミガメ」の特別塗装が施されています。現在は新型コロナウイルス感染拡大の影響で定期便運用から外れていますが、同一空港発着の遊覧チャーターや地上イベントなどで投入されており、このフライトもその一環です。なお現在「フライングホヌ」は2機となっていますが、この日の遊覧チャーターでは、「ANAブルー」の初号機(機番:JA381A)が用いられました。

 今回の遊覧チャーターは、世界自然遺産に登録された奄美、沖縄地域の島々をめぐるというもの。那覇空港を13時52分に離陸した同機は、沖永良部島、徳之島、奄美大島、久米島などをめぐり、15時21分に那覇空港に着陸。搭乗者数は、幼児含め253人でした。なお、同機は世界最大の旅客機として知られていることから、使用する駐機場も特別。通常の旅客ターミナルから滑走路を隔てた、「MRO Japan」の格納庫から発着しています。

(取材協力:ステーキハウス88 那覇空港店)

【了】

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