宣言解除後の週末 首都圏の高速道路は激しい渋滞 「休日割引なし」継続でも
ちょうど行楽に適した季節になってきました。
中央道で最大25km
緊急事態宣言が解除されて最初に迎えた週末の高速道路は、渋滞が発生しています。
2021年9月30日(木)、新型コロナウイルス感染拡大に伴う国の緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が、全国一斉に解除されました。
しかし高速道路は、コロナ対策の緩和を段階的に行うという国土交通省の方針にあわせて休日割引の適用除外期間が延長されます。今年は4月29日から9月26日までとされてきましたが、期間はさらに1か月延びて10月31日までの予定です。
宣言やまん防が解除されつつも「休日割引なし」という状況で迎えた最初の週末の10月2日(土)、高速道路は混雑しているでしょうか。
日本道路交通情報センターによると、午前8時30分現在、首都圏の高速道路では、主に以下で渋滞が発生しています。
・東名高速:下り海老名JCT付近を先頭に断続的に12km、吾妻山トンネル付近を先頭に10km
・中央道:下り小仏トンネル付近を先頭に25km
・関越道:下り鶴ヶ島IC付近を先頭に2km
・東北道:下り岩槻IC付近を先頭に7km
・圏央道:八王子JCT付近を先頭に外回り9km、内回り11km
なお、「宣言」期間中だった9月20日(月・祝)は3連休の最終日ともあって、東名高速は大和トンネル手前の綾瀬スマートIC付近を先頭に59kmの渋滞が発生するなど、東京へ向かう上り線を中心に混雑が目立ちました。
高速道路の休日割引は、ETCを搭載した普通車・軽自動車等を対象に、地方部の高速道路や本四道路の通行料金が3割引きになる制度です。土休日の0~24時の間に対象区間を利用すると適用されます。
【了】
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