「環6.5」鮫洲大山線の目黒通り~大井町が直結へ 下神明でJRくぐるトンネル、22日開通

スケールの大きな道路計画、これはまさしく"環6.5"と言っていい!?

JR横須賀線と湘南新宿ラインをアンダーパス

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下神明付近でJRの線路をくぐる新道路(画像:東京都)。

 東京都建設局は2021年10月22日(金)、都の都市計画道路「補助第26号線」の品川区二葉一丁目~同豊町二丁目間を開通します。戸越公園から「豊トンネル」「ふたばトンネル」を経由して下神明駅付近に到達する約670m区間で、JR横須賀線・湘南新宿ラインおよび東海道新幹線をアンダーパスします。

 今回の区間の開通により、八潮橋交差点から大井町駅、戸越三丁目、平塚橋、武蔵小山駅、目黒通り(目黒郵便局前交差点)までが直結されます。開通部は車道幅8.0~9.5mの2車線ではあるものの、JRで分断されていた大井町~戸越間の移動が便利になります。

 都市計画道路「補助第26号線」は東京都道・鮫洲大山線に指定されたルートを整備する都市計画道路で、品川シーサイド駅西側の八潮橋交差点から武蔵小山、三宿、池ノ上、中野、千川を経由して板橋区大山までを結びます。

 “環6.5”とも呼ばれる鮫洲大山線の都市計画道路整備は、ほかに駒沢通り(五本木交差点)~三宿間、通称「中野通り」を形成する井の頭通り(大山交差点)~新青梅街道(蓮華寺下交差点)間、目白通り(南長崎六丁目交差点)~豊島区千早間、要町通り(要町三丁目交差点)~川越街道(板橋区大山)間、大山駅北東~国道17号仲宿交差点で、それぞれ断続的に開通済みです。

 学芸大学駅周辺、三宿~池ノ上~東北沢、江古田、南長崎、要町、千川など数カ所で、未整備の狭隘道路区間が残っている状況です。

【了】

【「環6.5」のルートと開通区間】

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コメント

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1件のコメント

  1. 大井町線がりんかい線に乗り入れたら東急は東京でも海へのアクセスを手にできる!と妄想したものですが、もしやるにしても相当手前から深く潜ってゆかないと無理そうです。