中部横断道「静岡~山梨」全通1か月 交通量変化の速報が発表 全通で知名度アップ?

「全通したので利用するか」というドライバーも多数?

中部横断道の利用者が休日4割増加

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中部横断道の南部IC(画像:国土交通省)。

 国土交通省 関東地方整備局は2021年10月8日(金)、中部横断道の山梨県~静岡県の区間が8月29日に全通したあと、交通量調査を9月13日~20日に実施。全通前後の変化について速報を発表しました。

 まず今回開通区間(南部IC~下部温泉早川IC)の日あたり交通量は平日7700台、休日11400台。うち大型車は平日2400台、休日950台でした(身延山IC~下部温泉早川ICで計測)。

 また、開通区間の南側である新清水JCT~富沢ICでの日あたり交通量の変化は、平日に3500台から4700台へ3割増加、休日に6100台から8300台へ4割増加。北側の下部温泉早川IC~中富ICでの日あたり交通量は、平日に5700台から8700台へ、休日に7200台から11400台へそれぞれ5割増加。

 これらは、全通によって中部横断道をルートとして採用するドライバーが増えたことを示唆する結果でした。

 なお、現道である国道52号では、下部温泉早川IC~中富ICでの日あたり交通量が平日に13400台から11400台、休日に11500台から9300台にそれぞれ2割減少。大型車も平日3割減少、休日4割減少と結果で、中部横断道への利用転換が見られました。

【了】

【開通から1ヶ月 全通した中部横断道】

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コメント

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1件のコメント

  1. 完璧に割り込む程と静岡県と山梨県で結ばれましたね。攻めて都市間の高速バスさえ繋がると、みんな何よりらしく思えるでしょう。