ロシア 日本海における中国との2国間演習を公開 艦載ヘリや射撃訓練も
水上艦艇だけでなく潜水艦やSu-30SM戦闘攻撃機も参加していたそうです。
ロシア 演習の様子を動画で公開
ロシア国防省は2021年10月18日(月)、公式WEBサイトなどで、10月中旬に日本海で実施した実動演習の様子を公開しました。
今回の演習は「Морское взаимодействие-2021(海上交流2021)」と呼ばれるもので、ロシアと中国の両国海軍によって行われた合同演習です。説明によると日程は10月14日から3日間、20以上あるさまざまなプログラムを実施し、演習終盤には砲撃演習のほか、対潜哨戒機の支援を受けての敵潜水艦の発見・撃破訓練も行ったとしています。
一部報道によると、ロシア側はウダロイ級駆逐艦の「アドミラル・パンテレーエフ」やステレグシチー級フリゲートの「ロシア連邦英雄アルダー・ツィデンジャポフ」、掃海艇やコルベットなどのほか、877型潜水艦(キロ級)の「ウスチィ・ボリシェレツェク」や空軍のSu-30SM戦闘攻撃機、海軍航空隊のヘリコプターなども参加したとのこと。
一方、中国側はルーヤンIII級ミサイル駆逐艦の「昆明」やレンハイ級ミサイル駆逐艦の「南昌」、ジャンカイII級フリゲート「浜州」「柳州」、ディーゼル潜水艦、大型補給艦などが参加したそうです。
なお同日、10月18日(月)午前8時頃には中国とロシアの軍艦計10隻が、津軽海峡を東進し太平洋へ向け航行するのを海上自衛隊などが確認し、防衛省が明らかにしています。
【了】
※誤字を修正しました(10月21日11時32分)。
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