近鉄 定期券ユーザーに特典提供 月替りで飲食店割引やスペイン村半額など

ポテトやワンドリンクのサービスもあります。

「日頃のご愛顧に感謝して」3月末まで実施

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近鉄2610系電車(乗りものニュース編集部撮影)。

 近畿日本鉄道は2021年11月4日(木)、定期券の利用客が飲食店や体験施設などで割引や無料サービスを受けられる「近鉄電車 定期券でおトク!」サービスを2022年3月まで実施すると発表しました。

「日ごろから近鉄電車にご乗車いただいているお客様のご愛顧に感謝して」行われるこのキャンペーンは、有効期限の切れていないICOCA定期券、KIPS ICOCA定期券および磁気定期券等が対象。近鉄線が区間に含まれていれば、近鉄以外が発行した定期券も対象となります。

 内容は月替りで、11月6日(土)から11月末までは生駒ケーブルの生駒山上駅→鳥居前駅の乗車が無料に。12月はあべのハルカスや近鉄百貨店上本町店・生駒店・四日市店・橿原店、近鉄パッセ(近鉄名古屋駅前)などのデパートでそれぞれ、対象日に飲食店の割引やワンドリンクサービスなどを実施。

 1月はシェラトン 都ホテル大阪をはじめ5か所のホテルでレストランの飲食代金が10%割引に。2月はあべのハルカス展望台が最大200円引きに。3月は志摩スペイン村の1日パスポートが半額となります。

 近鉄は「この機会に、近鉄電車をご利用のお客様に、沿線のグループ施設をご利用いただければ」としています。

 定期券ユーザーに対して特典サービスを提供する取り組みとしては、東急電鉄が2021年1月から4月まで、施設や飲食代金の割引や、電車やバスの一日乗車券が100円となるなどの特典を付した「DENTO」の実証実験を行っています。

【了】

【盛りだくさんの「定期券特典」の内容】

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コメント

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2件のコメント

  1. 定期客の落ち込み対策で手っ取り早く実施できるもの・・・というところでしょうが、本来は通勤通学客が利用する「一般車」の入替を真剣にやっておくべきだったと思います。
    車内内装更新でごまかさず、モーターや制御系も含めて省エネ・省保守化を早急に進めてコスト低減を目指してほしい。
    ※ちなみに、画像の電車は2610型です。2600系なんて呼び方はしません。

    • ご指摘ありがとうございます。当該箇所を修正しました。