「この道路、航空機通ります」 エアバス社“お膝元”特有の激レア道路標識とは

フランスのトゥールーズにあるブラニャック空港は、ヨーロッパの航空機メーカー、エアバス社関連の施設があり、“エアバスのお膝元”といえる場所。この特殊な環境ならではの道路標識を発見しました。

元「A380」最終組立ライン付近で…

 フランスのトゥールーズにあるブラニャック空港は、ほかの空港とは異なる、特殊な環境にあります。敷地内には旅客ターミナルのほか、ヨーロッパの航空機メーカー、エアバス社関連の施設があり、この空港は“エアバスのお膝元”といえる場所なのです。

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ブラニャック空港に駐機していたエアバス社の超大型旅客機「A380」(2021年10月、乗りものニュース編集部撮影)。

 空港内のエアバス社施設には、バラエティ豊かな同社の旅客機をはじめ、そこで働く人々、そして施設関連の車両が行き来しています。施設内の道路は、一般車両と航空機が交差するケースもあれば、両者が同じ道を使用するようなケースもあります。

 この空港の北東部には、生産を終了したエアバス社最大の大型旅客機「A380」の最終組立工場がありました。巨大な格納庫のような建物が立ち並ぶエリアを貫く道路に、ほかではまず見られないような道路標識がありました。

「一時停止」を示す「STOP」の標識のうえに、飛行機のマークが書かれた警戒標識があるのです。つまり「飛行機の通過に注意せよ」ということでしょう。

 その道路の隣には、施設内を通過する際の交通ルールが掲示されています。掲げられているのは、禁煙、飲食禁止、車両の速度制限30km/h、そして「航空機優先(Priority to aircraft)」。あとは、「いついかなるときも道路をキレイにし、FOD(障害物、foreign object debris)を残さない」ようにといった指示内容もありました。些細なゴミでも、エンジンが吸い込んでしまうと機体にトラブルを来す可能性があるため、それを防止する意図なのでしょう。

【了】

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