オーストラリア軍艦「ワラマンガ」関門海峡を抜け海上自衛隊呉基地に寄港

複雑な形のマストが特徴的です。

日米豪印4か国演習の参加艦が呉に寄港

 海上自衛隊呉地方総監部は、オーストラリア海軍のフリゲート「ワラマンガ」が2021年11月6日(土)呉基地に寄港、入港歓迎行事を実施したと発表しました。

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海上自衛隊呉基地に寄港したオーストラリア海軍フリゲート「ワラマンガ」(画像:海上自衛隊)。

「ワラマンガ」は、アンザック級フリゲートの3番艦として1997(平成9)年7月に起工、1998(平成10)年5月に進水、2001(平成13)年3月に就役した船です。船体サイズは、全長が117.5m、最大幅14.8mあり、排水量は約3600トン。主兵装として127mm単装砲1基、20mm多銃身機関砲1基、艦対艦ミサイル「ハープーン」の4連装発射機や対空ミサイルの垂直発射装置などを備えるほか、艦載ヘリコプター1機の運用能力も有しています。

 今回の寄港に際し、海上自衛隊は護衛艦「あぶくま」をホストシップに指定、同艦艦長と「ワラマンガ」艦長によるギフト交換を実施したとのこと。今回の寄港は補給および休養が目的で、乗員の外出はないそうです。

 なお、「ワラマンガ」は今年8月、日米豪印の4か国共同演習「マラバール2021」において海上自衛隊の護衛艦「かが」「むらさめ」「しらぬい」などと訓練を行っています。

【了】

【写真】似ているようで違う日豪両国の幹部の服装

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