むしろ貴重!? 異形だらけのゼロエミッション旅客機界に「フツーの形の機体」出現 納得の理由

なんか一番現実感あるような…。

これまで異形デザインだらけだった「ゼロ・エミッション旅客機」

 アメリカに本拠を構えるスタートアップ企業、ライト・エレクトリック(WrightElectric)社が、二酸化炭素を排出しないゼロ・エミッションを掲げる新型旅客機「ライトスピリット(THE WRIGHT SPIRIT)」を発売する方針を、2021年11月に発表しました。就航は2026年を予定しています。

Large 01

拡大画像

ライト・エレクトリック社の「ライトスピリット」イメージ(画像:Business Wire/WrightElectric)。

 これまで「ゼロ・エミッション」コンセプトを掲げる旅客機は、たとえばライト・エレクトリック社の「ライト1」のように、まったくの新設計のものが発表されることが一般的でした。なかには、現代の旅客機の形状の固定観念を覆すようなものも。先述の「ライト1」では垂直尾翼が取り除かれています。

 一方「ライトスピリット」はこれらとは異なり、4発旅客機の「ブリティッシュ・エアロスペース BAe 146」をベースとし、推進装置をライト・エレクトリック社が手掛ける電気式のものに変更することで、ゼロ・エミッション機へと改修する――というものです。

「ライトスピリット」は100人を乗せることができ、1時間のフライトに対応します。ロンドン~パリ、リオデジャネイロ~サンパウロ、サンフランシスコ~ロサンゼルスなど、「世界で最も忙しい都市間を結ぶ路線に対応する」(ライト・エレクトリック社)とのことです。

【了】

【全景比較!】安定感ある「ライトスピリット」vs異形機たち(5枚)

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。

2件のコメント

  1. どこに納得の理由が書かれているか私には読み取れず、納得できません。

    • 単に既存の「フツーの形の機体」のエンジンを交換するだけだから異形になるわけないよね、っていうだけだと思います。
      納得も何もない気もしますが・・・