奈良交通が無料EV路線バス 薬師寺や若草山へ直行 12月限定で

奈良県初の、大型電気バスによる試験運行です。

30~40分間隔で無料運行

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県内初となるEV路線バス(画像:アルファバスジャパン)。

 奈良交通は2021年11月11日(木)、奈良市内の観光地へのアクセスに便利な無料周遊バスを12月中の期間限定で運行すると発表しました。

運行ルートや運行日は以下のとおり。
●平城京跡~西ノ京ルート
・運行ルート:平城京跡朱雀門~唐招提寺~薬師寺
・運行日:12月4日(土)~10日(金)
・運行時間:9:10から16:30までおおむね30分間隔、一般バスとEVバスが交互に運行、全16便
・所要時間:平城京~薬師寺が17分

●奈良公園~若草山頂ルート
・運行ルート:奈良公園大仏前~若草山頂(17時台のみ復路は近鉄奈良駅とJR奈良駅へ直行)
・運行日:12月19日(日)~26日(土)
・運行時間:9:28から16:53までおおむね40分間隔、一般バスとEVバスが交互に運行、全12便
・所要時間:大仏前~若草山頂が18分

 全便車内にバスガイドが添乗。若草山頂ルートでは、日没を迎える最終2便が山頂で30分間待機。見学時間が確保されています。

 無料周遊バスに使用されるEV車両は、アルファバスジャパン(東京都千代田区)の大型バス「ECITY L10」(乗車定員76名)です。

 なお、平城京跡朱雀門と大和西大寺駅、奈良駅、奈良公園との相互アクセスは、「ぐるっとバス 大宮通りルート」が担っています。1乗車100円で、平日は30分間隔、土休日は15分間隔で運行されています。
 
【了】

【無料周遊バスの運行ルートとダイヤを見る】

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コメント

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1件のコメント

  1. 山梨交通に納入したのと同じ業者だ。加賀電子の子会社で、バッテリーは日本製だというが、いわゆるファブレスなのか委託生産先がとこにも書かれていない。
     充実しているであろう中扉のセンサーを日本仕様にダウングレードしてしまっているとしたら残念だ。
     しかしこうやって日本市場も知らぬ間に蚕食されていくのか…