「旅客機の本気すごい」 ボーイングが開発中の世界最大双発機「777X」 超圧巻の展示飛行に驚きの声

707の伝説のフライトを思い出した人もいたはず…!

急角度上昇&急旋回

 アラブ首長国連邦のドバイでは、2021年11月14日(日)より「ドバイ航空ショー」が開催されています。このなかでアメリカの航空機メーカー、ボーイング社が開発を進める大型旅客機「777X」の展示飛行が実施されました。この様子は日本支社であるボーイング・ジャパンの公式Twitter上でも紹介されています。

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ボーイング777X(画像:ボーイング777X)。

 777Xは、「ボーイング777」をベースにサイズアップなどを図った派生型にあたります。2020年1月に初飛行し、2023年に就航予定で開発が進められており、今回フライトした777Xのスタンダードタイプ「777-9」の場合、その全長は約77m。実用化されれば世界最長の全長をもつ旅客機となります。

 ボーイング・ジャパンが「世界最大かつ最も効率の高い双発機による迫力のフライト」とする777Xの展示飛行。その高い性能をアピールすべく、旅客機らしからぬアクロバティックなフライトとなりました。離陸した同機は旅客便ではありえない急角度で上昇、90度を超えるようなバンク角(左右の傾き)での急旋回などを披露。この様子が、公式アカウントでも動画で紹介されたのです。

 超大型機でのアクロバティックな展示飛行の様子に、日本の航空ファンを中心に驚きの声があがっています。
・旅客機の本気すごいな
・ハイレートクライム(急角度上昇)をこの巨体でやられるとさすがに肝が冷える
・実物を見たら恐怖を覚えそうだ。でも、見られるのなら見てみたい
・CGではないのかと目をゴシゴシしてしまいました
・707(ボーイング初のジェット旅客機)でバレルロールした時代からはっちゃけ度合いが変わってない

※ ※ ※

 ちなみにこのボーイング777X、8つの航空会社が351機を発注をしており、そのなかにはANA(全日空)も含まれています。

【了】

【画像集】特徴「折れる主翼」と客室など…777Xをささっと解剖!

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コメント

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2件のコメント

  1. 90度を超えるようなバンク角???

  2. なんだバレルロールしなかったのか