「西舞鶴道路」最初のトンネルが貫通 市街地をバイパス4.9kmの計画

市街地から微妙に遠かった、舞鶴若狭道の舞鶴西ICへ直結します。

舞鶴若狭道へのアクセスも便利に

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12月2日に貫通した境谷トンネル(画像:国土交通省)。

 国土交通省 近畿地方整備局は2021年12月3日(金)、京都府舞鶴市で建設中の国道27号「西舞鶴道路」について、2か所のトンネルのひとつ「境谷トンネル(仮)」が貫通したことを発表しました。

 西舞鶴道路は全長4.9km。西舞鶴駅周辺の市街地を東側にバイパスし、市内の渋滞緩和を図ります。また、南端では舞鶴若狭道の舞鶴西ICへのアクセス道路と接続し、利便性が高まります。2007(平成19)年度に事業化、2016(平成28)年度に工事着手しました。

 境谷トンネルは上下線で別々の計2本が建設中。貫通したのは上り線のトンネルで、ことし9月に掘削開始し、12月2日に貫通。延長は138mです。

 西舞鶴道路は2021年11月末現在で、城東・倉谷・境谷の3地区にまたがる部分の盛土部が完成。その他、橋梁の橋脚部や、盛土部・切土部の一部で工事が進行中です。境谷トンネルの南に隣接するもう1か所の「万願寺トンネル(仮)」はまだ工事が始まっていません。

【了】

【「西舞鶴道路」の計画ルートと進捗】

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