“震災から15年”の朝に「復興道路」が進化! 三陸道のハーフIC“フル化”へ「逆走には注意して」

三陸道「歌津北IC」に気仙沼方面への出入口が追加され、"フルIC化”します。

「歌津北IC」3月11日6時にフル化

 南三陸沿岸国道事務所は2026年2月26日、三陸道(三陸沿岸道路)「歌津北IC」について、気仙沼方面への出入口が3月11日(水)朝6時に開通すると発表しました。

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2025年8月に撮影された「歌津北IC」フル化工事の状況(画像:南三陸沿岸国道事務所)

 三陸道は、宮城県仙台市から青森県八戸市までの海沿い359kmを走る地域高規格道路です。本路線は、2011(平成23)年3月11日に発生した東日本大震災を機に「復興道路」と位置付けられ、2021(令和3)年12月に全線が開通。359kmのうち有料区間は宮城県内の26kmのみで、残り333kmは無料で通行可能です。

 出入口が新設される歌津北ICは、無料区間である宮城県南三陸町の北部に位置しています。従来は仙台方面のみが通行可能のハーフICでしたが、このたび全方向へアクセスできるフルICへと機能が強化されます。

 南三陸沿岸国道事務所は、歌津北ICのフル化による主な整備効果として「災害時の救援活動支援」と「地域産業の振興支援」の2つを挙げています。災害時には、周辺の防災拠点から宿営地までの所要時間が約3分短縮されるほか、津波浸水想定区域を避けたルートが確保されます。

 また地域産業の振興支援に関しては、主要な地場産業である「わかめ」養殖の発展についても言及。生産拠点から岩手県の加工施設までの輸送時間が約11分短縮され、鮮度のキープや運搬コストの削減が期待されるとしています。

 なお、仙台から気仙沼方面へ向かう出入口については、国道45号へ至るアクセス路との接続部で、車両の進行方向が平面交差する形態になっています。このため、同事務所は充分な減速や一時停止の遵守のほか、「標識、看板などを充分に確認のうえ、逆走にはご注意ください」と呼びかけています。

【降りる時は特に注意!】これがフル化される「歌津北ICの通り方」です(写真・地図で見る)

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